保育士の登竜門!実習生による責任実習。

先週から実習生が私の勤めている保育園に実習生としてやってきました。保育実習は保育士免許を取得するために4週間は必ずしなければなりません。今日はその実習生の責任実習でした。責任実習というのは担任として活動を進め、その後に反省会をします。活動はみんなに見られるのでとても緊張されていました。自分もやったなぁと思いながらも客観的に見て自分自身の保育の振り返りにもなり実習生のおかげで勉強にもなったりします。今日はそこで感じたことをお伝えします。

実習生の責任実習の活動は4歳児のクラスで遊戯室で転がしドッジをしていました。2チームに分かれて前半戦、後半戦でゲームをする子と待ちの子に分かれていました。転がしドッジは初めてのルールに戸惑いながらもやりながら覚えている状態でした。今の主体的な保育をしていく中で実習の難しさを感じました。まず、待ちの子たちが何もせずにただ待っているだけの状態でした。今までは主活動で保育士が進めていく中で待つことも大切だと思っていましたが、それが待たされているだけだと育ちはありません。今回は待っている子たちに育ちを感じることができませんでした。しかし、これはいろんな場面で見られるなぁとも感じました。例えばみんなでドッジボールをするときに苦手な子ややらされている子がボールに当たって外野にいるとき、興味がなく地面に絵を書いて終わるのを待っている子に、成長はありません。しかし、こちらの都合で「絵を書かない!」「ボール見て!」と怒られることも…しかし、どうしたら良いのでしょうか?そして責任実習をする中でどのように進めていくことが、実習生の為、子どもの為になるのでしょうか?

子どもに選択肢があるか?

まず遊びの中で子どもに選択肢があるかどうかが大切だと思います。集団遊びをするときのやる、やらないの選択肢。やらない子はどうするのかの選択肢など保育士も限られている中で子ども達が自分で決める環境は大切だと感じます。自分で決めることで責任感や待つときも待つための目的ができます。集団遊びを知らせることで遊びを広げていくことはとても大切なことですが、子どもが選択して決めるということを大切にすることで子ども達一人一人の思いを尊重することができると思います。

遊びは継続している。遊びのプロセスが大切!

遊びは常に継続しています。実習生が集団遊びを責任実習でするときは日頃の自由遊びの中で集団遊びをしても良いと思います。みんなに見られる前で初めての遊びをしてもその後の遊びの広がりを経験できずに実習が終わってしまいます。日頃の自由遊びの中で集団遊びを積極的に取り組むことで興味のある子から徐々に広がりルールも浸透していくと思います。集団遊びの心理的な駆け引きや子ども達が楽しい!と盛り上がっている所に責任実習があると実習生の為にもなるなぁと感じました。

実習先によって実習生の将来が決まる?

軍隊のような辛い思いをする実習もあれば、楽しく終わる実習もあったりと実習先の園によって様々です。ただ正直なところ、厳しく指導する=実習生の為になると考えている人も多いです。しかし、それで自分は向いていないと保育士になることを諦めてしまったり、就職に希望が持てなくなったりしてしまいます。子どもの主体性を育むためには保育士自身の主体性も問われます。実習生が早く保育士になりたい!子ども達と関わるのって楽しい!と思ってもらえるような実習になることが結果として質の良い保育士として成長していくのではないかと思います。非認知能力は心や個性を育てていくことです。保育士が成長できる職場になればと思います。実習生を通して自分自身の関わりや保育について振り返ることって大切ですね!

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